
北九州入り4日目。
今日は靴下や下着やトレーナー等の衣類と、苺大福を持って、妹の病院へ行きました。
先日、看護師さんから「すみませんが、衣類がボロボロになったので持って来てください。お願いします。」と電話があったのです。
私は、この時、『ガーン』ときました。
今どき、ボロボロになるまで下着着る?靴下はく?トレーナー着る?
私は、妹の状態がずっと悪かったので、病院で注文して買った介護用の服を着て、オムツをしていると思いこんでいたのです。
私は毎月お金だけを送金して、
他のことは何も把握できていない自分をつい責めそうになって、ガーンときたのですよ。
だけど、
よく考えると嬉しいお知らせなのですよね介護用の服ではなくて、自分の服を着れてる状態なのだから。
「私は姉なのだから、妹のことは完璧に把握しておかなければならない。妹のお世話は完璧にしなければならない。」
と言う呪縛を、この時、完全に解きました。
不思議よね。
誰かに責められてる訳じゃないのに、
得体の知れない何かから責められてるような気がしていたのですから。
それと、差し入れの苺大福について。
看護師さんから嫌な顔されましたよ。もちろん。
「喉につまらせるかもしれないし、夕飯を食べられないかもしれないからナンチャラカンチャラ。。。。」←きっと、プリンでも同じこと言われたはず。
お願いします。ご自分の不満をここに持ち込まないでください!
エネルギー出てますがな!!!
と思いました。
看護師さんは、更に、
「最近はご飯をほとんどたべないんですよね。」
と私の方を向いて教えてくれて、次に、妹の方を向いて、
「ちゃんとご飯食べる?食べれなくなるよ。食べてくれる?」と。
んで、ですね、
私はトンチンカンな質問をしたわけですよ。
「今日の夕飯はなんですか?」と。
「美味しくないんでしょうか?」と。
(看護師さんは呆れたようで)
答えがなかったので、更に私は、
「前は寝たっきりで、意識もなくて点滴だけでしたよね。それに比べたら苺大福食べたい!なんて嬉しいじゃないですか
今日は夕飯より苺大福を食べさせてあげてください。」
と、(優しく)お願いしました。
だって、身体に必要な栄養は、本人にしかわかりませんから。
OKをもらって、
苺大福を食べている時の妹の集中力が半端なくて面白かったです。
苺大福を食べる前も、食べ終わってからも、妹はずっと喉と口をモゴモゴさせて、動物の様な変な音を鳴らしていました。
どうやら、一日中、そんなんかんじなのだそうです。ちょっと怖いんだけど
ティッシュペーパーが毎日一箱なくなる様な勢いです。
『喉のブロックがすごいんだなぁ。今、解放しようとしている!自分のペースで。』
私はそう思いました。
2018年は昨年秋以降に固く意図したことがホントに現実化するんだな!
と目の前の妹をみて思いました。と同時に、覚悟もしました。
本人にお任せです
私も妹も対等なのですから。
今日も直感だけで生きてる私。
苺大福を選んでよかったなーと思える出来事でした
意味不明だけど、なにかがどんどん近づいて来ている。
そんな気がしてなりません