実家の前の松並木。
季節によって、いろんな表情をみせてくれます。
この景色が気に入って父はここに家を購入したようです。

今回も母との会話の中で、面白いことがありました。
私は母の目に入りやすいところに、いろいろと母が心配しそうなことが解決できるように、書いて貼っています。
お金の心配はしなくて良い。
私の電話番号、住所、母の通帳は私が管理していること。
外出は一人でしない。したいときはヘルパーさんに電話すること。ヘルパーさんの電話番号。
エアコンのリモコンはさわらないこと。
他にもいろいろ。
母は、毎日目を通しているようで、落ち着いてきたので、これはとても良いアイディアだったなと思っています。
ところが、今回、母は私にこう言ってきました。
「心配で、心配でどうしようかと思っていることがある。」と。
私が「何が心配?」って聞くと、
「お金がなくなったらどうしようかと思っている。」
と言うので、
詳しいことを説明してもわからないやー!と思ったので、
「大丈夫!お金は私がザックザック稼いでいるからなくならないよ。お母さんが天国に行くまでに、もっと増えるから、安心して。何でもほしいものは買っていいよ。」
と言ってみた。
すると、母は、お腹を抱えてゲラゲラ笑いました。
私は、実家に滞在していた一週間、毎日3回から4回はこの同じ言葉を繰りすことにして、母の不安を取り除きました。
その度に、母はゲラゲラと笑っていました。
東京に帰り着いて、電話をした時も、「お金は、私がザックザック稼ぐから安心した?」
って言うと、
相変わらず、母は電話の向こうで大笑いしていました。
そして、「はい、わかりました。安心しました。ありがとうございます。感謝していますよ。」と。
何度も同じことを繰り返し言葉にしたせいか、
何か、本当にそうなる気がしてきたぁ
言霊って素晴らしいなぁ
いつ、旅立ちの日が来てもいいように、母と過ごす時間を大切にしています。
母を笑わせることが、今の私にできることなのです